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電子名刺って何のこと?

 電子名刺とは、氏名や連絡先などの個人情報データで、データの並べ替えやカード形式で閲覧できるもので、その情報を簡単に共有することができるものです。マイクロソフトの Outlook Express で電子メールともに利用されることが多いvCardが最も一般的です。携帯電話の赤外線機能を使って利用するIrMCが一般的です。最近はスマートフォンの普及率が上昇していますから、気軽に連絡先を交換できるアプリもかなり普及してきました。電子名刺のメリットは、タイプミスがないのでデータ化の手間が省け簡単に検索できること、クラウドサービスを利用して多くの人が共有する事も簡単にできること、そして紙の消費を減らすことでエコにもつながるという点です。vCardと一口に言っても、アプリケーションごとに実装形式に違いがあり、異なるアプリケーションにデータを移行する場合には、変換や再編集が必要になる場合がほとんどです。
 それでは、会社で使われることが多いvCardについて詳しく見ていきましょう。vCardは共通データフォーマットを利用していて、拡張子は「.vcf」です。Outlook Express を利用する場合は、受け取った .vcf ファイルを開き保存するだけで連絡帳にデータが入ります。Outlook Express の場合は、一つの連絡先につき、一つのファイルを作成し、必要なデータのみを送信することができます。また、Outlook Express ではメールの署名に含めて送信することも可能です。
 赤外線機能を持たないスマートフォン同士でよく利用される「Bump」というアプリは、赤外線による連絡先の交換とは違い、暗号化された連絡先を、サーバ経由でやり取りしています。暗号化されてはいますが、直接やり取りするわけではないのでセキュリティが不安な人は、仕組みを理解しておいた方がいいでしょう。
 ガラケーとスマートフォンで連絡先データを交換する場合は、スマートフォン側に赤外線通信がない場合は「MyQR」という、自分の連絡先をQRコードにするアプリを利用することが多いようです。QRコードを相手に読み込んで貰うためには、キャリアごとに異なるQRコードを作る必要がありますが、この「MyQR」なら簡単にキャリアを選択してQRコードを作成することができます。
電子名刺はそれなりに凡庸性があり、便利ではありますが、相手側にその準備がなければ名刺のやりとりができない事が最大の欠点です。このため、紙で作られた名刺がなくなる日はこないかもしれませんね。

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